4 月 3rd, 2010
「畳de事務所」第二期工事にそなえるべく、さっそく解体屋さんから、
古畳を譲ってもらいました。
その数、ざっと400枚!
今度も同じく松原氏の倉庫内に張ります。
前回より結構広い面積なので、多くの古畳が必要なのです。
ちなみにこの解体屋さんは、中間処理業もやっているので、
こうしてたくさんの古畳が集まってくるわけです。

とりあえず、工房の一画に積みましたが、すごいボリューム!
コレだけの分の断熱材や仕上げ材を新品で買ったら結構な値段になります。
古畳を使うことによっていくら安くなるのか、
具体的な数字はまたいずれ出したいと思います。
これらの畳はこれから選り分けて、
程度の悪いものは、解体屋さんに返却します。
→ 写真師松原豊氏のブログ 面白い写真が載っています。
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3 月 30th, 2010
27日夕方、意見交換会当日の様子です。
当日は、建築士、大工、家具工房を営む方、また一般の方等、20数名がみえました。
壁・天井全部が畳で出来ている部屋を見て、面白い!と皆さん好意的。
が、古畳ということで、衛生面での心配をする声なども聞かれました。→今後の課題です。(が、そんなこともひっくるめて、今回はオーナーのお気に入りです)

その後は、古民家カフェ‘ヒビコレ’に移って、お二方の講演。
最初は同じ美里町にて、昨年ストローベイルハウスを建てられた尾崎さんのお話し。
日本ではまだ珍しい工法です。

躯体こそは大工さんが建てられたのですが、断熱部分のストローベイルを積んで土を塗る部分に関しては、すべて自分たちと、ワークショップのメンバーで行った、との事。
みんなが興味津々で聞き入っていました。
続いては、古い伝統木造の耐震補強を設計管理されている寺本武司さんの
お話し。
寺本さんはコンパネや筋交いで家を固く固めるのではなく、土壁や仕口の力で地震の力を受け流し、家を持たそうという考え方の持ち主。
その考えの底流には、古い建物を未来に残したい、という強い思いが感じられます。
一般の方にはやや難しい話になってしまったのかもしれませんが、
伝統構法を愛するものたちにとって、大きな味方が出来たようで、大変心強いお話しでした。
限界耐力計算による設計のことなど、また今後詳しくお話を聞く場を作りたいものです。
実はここで予定時刻をオーバーしてしまい、ディスカッションをする時間がなくなってしまいましたが、最後に参加した方の意見・感想を聞くことが出来たのは、大きな収穫でした。
その後のお待ちかねの懇親会も大いに盛り上がり、夜遅くまで話しこむ姿が見られました。
写真撮影 松原豊
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3 月 29th, 2010

週末のオープンハウス&意見交換会、無事終わりました。
いろいろな方に来ていただきありがとうございました。
またいろいろな方に今回のイベントをサポートしていただき、何より感謝、感謝です。
当日の模様の写真等はまたのちほどUPさせていただきます。
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3 月 24th, 2010


急なおしらせですが、今週末に美里町で開く「畳de事務所」のオープンハウスと、意見交換会をお知らせします。
当日は、その事務所でのコンセプト説明のあと、カフェヒビコレに場所を移し
パネルディスカッション等を予定しています。————————————————————————-
「畳de事務所 パネルディスカッションと意見交換会」
日時 3月27日(土)夕方5時~7時半頃 その後懇親会(実費2000円程度)
(畳de事務所のオープンハウスは、27・28両日の午後1時~5時の間です)
場所 古民家カフェ ヒビコレ http://www.hibicore.com/
三重県津市美里町三郷369
地図はこちら
(畳de事務所も同じ場所です)
参加方法 懇親会の準備がありますので、参加希望者は 高橋まで連絡をお願いします。
問い合わせ先 高橋一浩 ℡ 059-252-8808
テーマ 建築におけるリユースと、セルフビルド、地産地消
パネルディスカッションの前後に、以下のお二人のお話しを伺います。
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尾崎秀行さん
「ストローベイルに魅せられて~家作りに参加して見えてきたもの~」
津市美里町で、ストローベイルハウスの自宅を建てられた尾崎さんに、
施工中・ワークショップの写真を見ながら、お話しを伺います。
尾崎さんは、10年以上も薪ストーブと付き合い、知人宅の設置も請け負うなど、
薪ストーブの達人でもあります。
寺本武司さん
「甦れ伝統構法~古民家に学ぶ~」
9年前から古い伝統木造の耐震補強に携わり、
限界耐力計算による耐震補強の設計を行っている、構造の専門家です。
現在取り組んでいる、関宿の旧落合邸の耐震補強工事の写真を見ながら、昔の家作りから感じることなどを
語っていただきます。
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お二人を交えながら、リユースについて、家作りについていろいろな話しができれば、と考えています。
ぜひとも、みなさんの参加をお待ちしています。
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3 月 6th, 2010
「畳で事務所」プロジェクトの現況報告です。
使用する畳がぜんぜん足らなくなったので、解体屋さんで譲ってもらいました。

倉庫内で、何千枚と積み上がる畳。
これらの廃棄物をもっと有効活用できないものでしょうか・・
有効活用しましょう!ということでもらってきたのは、その中から程度の良い
スタイロ畳80枚。

この解体屋さんからは、前に紹介させていただいた古建具もいただいてきました。
そして、畳の壁の出来上がり。

普段は床にあるものが壁にあるのは、何だか変な感じ・・
しかし、オーナーの松原氏はなかなかのお気に入りです。
ここでは、 「三重の木」利用推進協議会さん、美里雑学大学さんの後援を受けて、
3月末にオープンハウスならぬ、オープンオフィスを開くことになりました。
その場で、このプロジェクトの趣旨説明、建築・リユース・三重の木についての公開討論などを行いたいと思っています。
詳しくは、また後ほどご案内します。
現在、「畳で事務所」プロジェクトは一旦中断しています。
松原氏がこの月に開く写真展の準備をここで行っています。
写真展が終わってから、再度、残りの天井・床などの工事に入ります。
「村の記憶」写真展

松原氏の「村の記憶」写真展は、
三重県立美術館の県民ギャラリーで、3月18日~22日の間催されます。
「村の記憶」は、松原氏が、数年を掛けて撮り続けている、ライフワークというべきものです。
他人の撮らない、普段みながあまり気に掛けない、しかし素朴、味わい深い、年月を経た重みを写真に残す作業、といったところでしょうか。
興味のある方はぜひ一度足をお運び下さい。
案内はこちら ⇒「村の記憶」
⇒松原氏のブログ
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2 月 26th, 2010
昨年、着工していた二本木の家。
⇒旧ブログより‘二本木の家’参照

実は、この家はお施主さまが、家具作家であり、
当工房で外装と床を施工した段階で、お引渡しとなっていました。
あとの内装・木建具は、お施主さまが、仕事の合間を縫って、コツコツと仕上げています。
なかなか仕事もお忙しいようで、まだ完成しておりませんが、
訳あって、もう住み始めています。
先日久しぶりに伺ってきました。
お施主さまの森下氏は、津市白山町にて、家具工房フロッシュを
主宰する家具作家さん。建築家設計の住宅のキッチン等をフラッシュ家具で造られています。

この写真は、昨年の6月のお引渡し時です。
外装は、杉の赤味板に、ウッドロングエコという、自然素材で作られた木材保護塗料を塗りました。⇒その時の様子
腐朽菌の発生を抑える効果があるとのことです。
杉の赤身に塗ると、特にこのような年月を経たような、味わい深い色に変わります。
ウッドデッキでは、ワンちゃんがお出迎え。

リビングのウッドデッキも仮設。
実際は、もっと大きなものを作る予定だそうです。
外部は、南京下見張りという、板を張り重ねていくもので、施工は時間がかかりますが、出来上がりは陰影深く、なおかつ雨仕舞いもよいです。
サッシや屋根・樋などをガルバ二ウムなどを使い、シルバーに揃えました。

内部は、杉板と、漆喰、そして森下氏の作る家具によって構成されています。
まだ未完成の部分がありますが、現在、住みながら暇を見て施工している状態です。

まだ扉などは、取り付けられていませんが、作りつけの洗面台に張ったガラスのモザイクタイル・収納付きの鏡など。
自分とは違った感性で作られており、大変興味深いです。

玄関ホールにそっと置かれたステンドグラスで造られた素敵な照明・・
なんと森下氏の奥様の手作りです。奥様はステンドグラスを制作される作家さん。
このお宅も完成の暁には、ステンドグラスの照明があちらこちらに灯されることでしょう。
まだ未完のこのお宅、今回紹介できるのはここまでですが、
完成の折には、またウェブ上内覧会をしたいと思います。
なお、今回の出会い、そして共同作業を経て、新しく森下氏とコラボレーションした家作りを提案していきたいと思います。
仮プラン名 ‘家具作家と作る家’
詳しくは追ってお知らせしたいと思います。
今回のこの住宅も、モデルプランの一つとし、ご希望の方には見学などを通して、提案させていただく予定です。
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2 月 23rd, 2010
「畳で事務所」では、リユースをテーマにしています。
よって、開口部も、古い木製建具を再利用します。

なかなか味があっていいガラス戸です。
この引き違い窓は、解体屋さんで、譲り受けたもの。
この他にも、松原氏が所有する古建具を使わせていただく予定です。
当工房でも、数十枚の古建具をストックしています。
今回のように、リフォームで使うも良し、
また新築でも、上手に使うと、風格が出ていい感じになります。
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2 月 19th, 2010
‘畳で事務所’プロジェクトの、第1期工事が始まりました。
ようやく片付いた事務所予定場所

壁に下地を組み、畳を貼っていきます。通常、床に敷くものが壁にあるのは、変な感じでもあり、面白くもあります。
‘畳で事務所’は、
写真師松原豊氏のオフィス369の事務所を増設するに当たり、
松原氏の、「予算がないんやぁ~、なんとか安くあげてくれ~」との要望を元に、
産廃として、多量に出る古畳をリユースして、室内の壁や床に使うという、一つのモデルプランです。
利点としては
- 材料がタダで手に入る(畳屋さん、解体屋さんで、程度の良いものを厳選します)
- 断熱・吸音効果がある(畳の中身は、断熱材そのものです)
- そのまま、仕上げになる(古畳に抵抗のある方は、別途仕上げ材を施します)
- 何より、畳をそのままの形でリユース出来て、ゴミを減らすことが出来る
以上のことがあげられます。
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1 月 25th, 2010
松原氏の事務所を作るための古畳を分けてもらいに、畳屋さんへ行きました。
向かった先は、
同じ津市内にある「インテリア・タタミの伊藤」さん。

伊藤さんが回収した古畳を三十数枚いただきました。
昔の畳は中がワラだったが、今はほとんどの畳が、断熱材に使われるス発泡系のボードと、インシュレーションボードという木のチップを固めたものを合わせて作られています。
伊藤さんによると、現在はいいワラがほとんどなく、ワラ床の畳は勧めてはいないとのこと。
そして畳表は国産のい草にこだわっています。

さまざまな染料で染めたカラー畳

い草にもいろいろ種類があり、またいろいろな織り方があります。
使用するのは、残留農薬ゼロの国産い草です。
産地は九州、熊本。
ちなみに国産い草の95パーセントほどが熊本で生産されているとのことです。
詳しくは伊藤さんのホームページをご参照あれ。
→インテリア・タタミの伊藤
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1 月 24th, 2010
「畳で事務所」を作ります。
使うのは、廃棄処分になる古畳です。
写真師、松原豊氏の事務所office369を、その畳で壁も床も作ってしまおうというもの。

その利点は3つあります。
1.材料費がタダ
2.断熱材も兼ねる
3.リサイクルになる。エコだ!
古いものを使うということに抵抗のある方はダメかもしれません。
事務所を作る場所は、松原氏所有の鉄骨倉庫の2階部分です。
その中を、畳で仕切って事務所にします。
→写真師 松原豊ブログ
追記
3番目のリサイクルというのは間違いで、
畳をそのまま再利用することから、リユースと呼ぶべきですね。
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